

虫の音が静かに響く夜明け前。
深まる秋の色合いをまとう、写真家・井上博道による「えのころ草」です。別名「猫じゃらし」として親しまれるイネ科の野草。その名の由来は、穂の姿が犬の尾に似ていることからで、漢字では「狗尾草 いぬおぐさ」と書きます。
朝霧に包まれた湿原を切り取った一枚は、秋の静けさと瑞々しさが同居する風景です。
朝晩の空気にひんやりとした気配が漂う季節のおすすめ、やわらかな蚊帳生地で仕立てた「スラブボリューム袖トップス」は、軽やかさの中に温もりを感じられる一枚です。
この秋、桜の花びらを思わせる落ち着いた大人のピンクが新登場。
合わせるのは、和装用に織られたビンテージ生地を活かした「櫛柄バケツバッグ」。ひとつひとつ手で仕上げるあわじ玉のボタンを留めると形が変わる2way仕様で、和の趣を日常に添えてくれます。