

写真は、井上博道による「梅」。奈良・明日香村の稲渕、栢森集落で撮影された一枚です。
夜明け前、夜露をふくんだ梅の蕾は静かに春を待ちます。冬の終わりから花をつけ始めることから「春告草」とも呼ばれ、季節の移ろいを知らせてくれます。
梅の花が咲くころ訪れる鳥がメジロです。愛嬌のある目元と若草色の羽が特徴で、その鮮やかな色から「ウグイス色」と呼ばれることもありますが、ほんもののウグイスはもう少し茶色がかった色。人懐っこいメジロとは対照的に、警戒心の強いウグイスは姿を見つけるのが難しく、声で春を知らせることから「春告鳥」と呼ばれています。
暖かさが恋しいこの季節、いつかその声が聞こえるのを楽しみに待ちたいものです。
季節のおすすめは、あたたかい蚊帳生地の「スラブタックパンツ」。
裾のタックが生み出すふんわりとした立体感が軽やかに揺れ、ボタンが大人かわいいアクセントに。同素材の羽織やトップスと合わせてセットアップ風にも。
明るい色の靴下をのぞかせ、足取り軽く春を迎えたくなる一着です。

