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HIM_井上博道記念館のご案内
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モノがたくさんあるからと言って豊かなわけではない

ブランドコンセプト

四季を感じる。気持ちが華やぐ。丁寧に暮らす。

幡とは法要のときに寺院の境内等に立てる飾り布のことです。
ビジョンを掲げて進む旗印として、幡の名を冠したブランド名としています。

since 1987




豊かな生活ってなんでしょうか。
たくさんのモノに囲まれて暮らすことではないと思います。

毎日の生活を丁寧に美意識をもって過ごすこと。
身の回りのモノに愛着をもって大切にすること。
四季を感じられる余裕を持つこと。
そんな暮らし方が本当に豊かな生活なのだと思います。

たった一つのモノからでも四季を感じたり、気持ちが華やいだりすることがある。
豊かな暮らしのために必要なのは、そんな慎ましやかだけれど華やかで、
手作りでありながら、すっきりとしたモノたち。

心豊かに過ごす毎日のために。
BAN INOUEは、日本人の美意識と感性を大切にしています。


【ビジョン】
今に受け継がれる日本文化の伝統の大半は、室町時代に生まれました。
生け花、茶の湯、水墨画等だけなく、畳、座敷、床の間、庭等の住文化や、
醤油、納豆、豆腐などの食文化もこの時代の産物です。
この豊穣な文化の土壌から生まれ、花開いたのが、
安土桃山時代の“華”と“侘び”の美の世界です。

“華”とは、荘厳で、動きがあり、華のある美しさ。
“侘び”とは、シンプルで清澄な美しさや、自然との調和です。
“華”だけでも“侘び”だけでもない多面的な美しさ。
そこに見られるものは、日本人の繊細で複雑な美意識です。
時代が移り変わっても受け継がれる、永遠なる感性。
それは、日本人としての精神性や伝統であると言えるのではないでしょうか。

BAN INOUEのインスピレーションルーツは、
この安土桃山時代の“華”と“侘び”の美の世界です。
日々を過ごすために用いる物は、日本の伝統美や精神性を継承しながら、
現代の生活と調和し、生活を美しく、また心地良くするものでなければならない。
私たちはそう考えます。

日本人の永遠なる感性を現代の生活に取り入れ、未来に継承していきたい。
それが、BAN INOUEのビジョンです。


【カラーコンセプト】
BAN INOUEのカラーコンセプトは着物の色あわせのような華やかさをもたせ、
色名は日本の豊かな自然や四季を想起させる名前を多く用いています。
“華”のある美しい色の商品を提案致します。

【ものづくりの想い】
美意識の感じられる丁寧なものづくりを大切にしています。
他国のパーツをもちいながら、日本の手仕事によって細部のディテールにもこだわりを持った、
愛着が湧くようなものづくりをしたいと考えています。

【麻】
おもてなし・品格

麻の歴史は、正倉院宝物に見られるように古く、衣料用として幅広く用いられてきました。
BAN INOUEの麻織物には、苧麻(ちょま・ラミー)と亜麻(リネン)があります。
苧麻は、人手をかけて、昔ながらの手苧み(てうみ)・手織りで丹念に作っています。
そうすることで、糸の一本一本がその個性のままに、
表情のある風合いを保つことができる点が大きな特徴です。(手で紡ぐことを「手苧み」と言います)
亜麻は、手織りではなく、紡績糸を使用しています。麻の清涼感はそのままに、扱いやすいことが特徴です。
麻生地は、表面に立体感があるため、奥行と陰影感を感じさせる仕上がりが一番の魅力と言えます。

藍染をした麻糸を使用した、先染め手織り麻のバッグ。味わいのある、手織りの風合いと藍の深い色が特徴です。

【かや】
心地よさ・日常

奈良の地場産業である蚊帳の素材で日常着を作りました。
目指したのは、簡単に着られて素肌に心地よく、
じゃぶじゃぶ洗えてすぐ乾く、
使うほどにふんわり柔らかく変化する、そんな日常着。
色とりどりのアイテムは日々の生活を楽しくしてくれます。
風は通すが蚊は通さない蚊帳素材。
湿潤な気候に適した道具で、かつて日本人が安眠を得たように、
蒸し暑い日本の夏を蚊帳素材の日常着で快適に過ごしていただきたいと思っています。

©2020 有限会社井上企画・幡