きらびやかな名物裂と
手織り麻の華やかで上質な組み合わせのシリーズです。

茶の湯の世界などで珍重された染織品「名物裂」

華やかでありながら、密に織りあげられた丈夫な生地です。
古くは中国の宋・元・明から伝来し、
その異国的な珍しさと美しさで茶人に愛好されました。

東雲（しののめ）：
上下に爪を置いた雲形の文様です。
夜明けを意味する「東雲」は、
新たな始まりを感じさせる情景を想起させます。
「黒」色の麻と組み合わした生地は、
暗めの地の色にくっきりと金の文様が浮かびます。

宝尽くし（たからづくし）：
福徳を招来するものとして、
縁起のいいモチーフを集めた紋様です。
近くで見ると、織りによる細かな凹凸が立体感のある生地です。
「けし炭」色の麻と組み合わした生地は、
独特の色使いがアクセントに。
「さび朱」色の麻と組み合わした生地は、
単色で金糸の美しさが際立ちます。

光の当たり方によって生地の表情が変わります。

お茶席や大切な場にぴったりな
格式高い雰囲気。
上品で落ち着いた華やかさです。

１枚あるだけでワンランク上の
特別な雰囲気のテーブルコーディネートになります。